配慮が足らない園長 しかられてしまいました

玄関で子ども達を迎えています。

その子は、最近ジャンプ力がついてきたのでジャンプタッチで迎えます。

「園長先生。もっと高くして・・。それ、高すぎ・・。もうちょっと低く・・・。」

「じゃあこれでいい??」

「うん。」

首から下げた水筒をお母さんにあずけ、ねらいをつけます、見事タッチ。

「おめでとう。すご~~い。」

目を輝かせ、うれしそうです。

 

今朝も、その子が登園してきました。

「今日はこれくらいの高さにしようか・・。」

「今日はしないよ。」

「ええっ。なんで?」

「今日はお弁当がリュックに入っているから・・・。」

「あああっ。そうか。今日は遠足でみんな弁当を持って来ているもんね。ジャンプしたら、ぐちゃぐちゃ弁当になっちゃうね。ごめんなさい。変なこと言って・・。」

「いいよ。」

彼女はニコッと笑って玄関の方に向かっていきました。横ではお母さんが微笑んでおられました。

               吉田園長