賀茂保育園の木守り柿
園前の柿は、園児たちがうれしく、楽しく収穫してくれました。
ただ、1個の実だけ残っています。春から観察してきた『はもタロウ』君です。渡辺先生が残してくれました。
吉田園長
柿のシーズンが終わりに近づくと、柿の木にひとつ、または数個だけ残された柿を見かけます。
木守り柿とは
木守り柿は、収穫後の木の上に、柿の実を1つ、もしくは数個残しておくことをいいます。
この残った柿を、「木守り柿」と呼びます。「きもり」や「きまもり」、「こもり」などと読みます。
木守りには、2つの想いが込められていると言われています。
その1 柿の木への感謝
ひとつは、柿の木へ感謝と願いを届けることです。
その年、たくさんの実りを贈ってくれたことへの感謝の気持ちと、来年もたくさんの実りをいただけるようにという想いが込められています。
その2 生き物への贈り物
もうひとつは、生き物への贈り物です。柿の上に残された柿は、鳥やその他の動物たちが食べます。
これから寒い冬を乗りきる生き物にとっては貴重な食料です。自然からの恵みを独り占めせず、分かち合おうという先人たちの想いが込められています。
〈KAKITUBO HPより引用〉
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