50年後に役立ったこと

毎朝玄関に立っています。最近は少し涼しくなりましたが、ついこの前までは朝なのに倒れそうな気温。そこで、玄関までの通路に打ち水をします。三朝温泉の高級旅館をイメージしてまきますが、5分もすれば乾いてしまいます。ただ、その時、どこからかスッ~と涼しい風が・・・。

中学の時、理科の先生が言ってたなあ。

「水1gが気化するには、20℃の水で586cal/g  打ち水をすると、その水の気化で地面から熱を奪うから、上昇気流が生まれ風を起こす。だから、涼しくなる・・・。わかるか?吉田・・・。」

水10Lをまいたとする。10Lは10000gだから、蒸発すると、5860000calの熱を奪うのか・・・。その上昇気流が風を起こすのか。中学の勉強が50年後に役立ちました。

玄関前にオリーブの木があります。毎朝水をやっていますが・・・中学の時、社会の先生が

「オリーブは、世界的には地中海式気候、日本では瀬戸内式気候。つまり雨が少ない地方の産物になります。特産物としてオリーブがあれば、その県は香川県と思ってまず間違いはないでしょう・・・。」

 雨の少ない地方に育つオリーブに毎日水をやってもいいのだろうか??ひとまず3日に1回にしようか。

そうしていると、なぜか葉っぱも青々してきました。中学の勉強が50年後に役立ちました。

                     吉田園長